新テニスの王子様 一軍入れ替え戦 第一試合(後編)
6-3、6-4・・・手塚ファントムで怒涛の追い上げを見せる仁王
毛利「月さんみらんせーね!!ボールが勝手に軌道を変えて飛んでいきよる?!」
越知(あらかじめボールに超回転をかけることによって我々の打球を全てアウトにするつもりか・・・)
6-6(シックスオール)
同点に追い付くも、仁王の手からラケットが滑り落ちてしまう!?
仁王「プピーナ・・・手が滑ったぜよ・・・」
跡部「よくやったこれ以上ファントムは打つな!貴様の選手生命にかかわる」
仁王「跡部よ・・・俺は誰ゼよ・・・手塚国光なら最後まであきらめない」
16-15 1軍 25-25 2軍
36-35 1軍 45-45 2軍
一進一退の攻防が続き、タイブレークも49-48で2軍が1ポイントリード
しかし、仁王の肘が限界に達してその場に倒れこんでしまう!?
跡部はプレッシャーから立ち直り、仁王が死力を尽くして作ってくれたチャンスを無駄にしないためにも、
このポイントは絶対取ると気合を入れるが、越知の鋭いショットが跡部に襲いかかる!?
樺地「バウッ!」
そんな跡部のピンチに樺地が乱入、審判が反則とし1軍のポイントになりかけるが、
越知「待て・・・今のポイントだけは有効でいい」
ゲーム&ファーストセット2軍 跡部仁王ペア セカンドセット!
越知先輩の温情でなんとかファーストセットを先取するも・・・樺地は規定違反により合宿所を退去させられてしまう!?
跡部「いけんのか?仁王」
仁王「プピナッチョ・・・こんなところで諦めるようじゃ・・・まだまだだね!」
なんと主人公 越前リョーマにイリュージョン!
右手に持ち替えてツイストサーブを放つが、越知先輩に軽々と返球される。
しかし、仁王の体はすでに限界を迎えておりコート上に倒れ伏してしまう!?
ゲーム&セカンドセット1軍 6ー0!
仁王はすでにサーブもレシーブも出来ない状態で、ファイナルセットも3-0と一軍がリード!
流石の跡部様も一人じゃ超高校級ダブルスに手も足も出ないが、跡部様はまだ試合を捨ててはいなかった!
次の瞬間・・・跡部様の鋭いショットが先輩達の間を抜けていく!
ギャラリー「あれは同調(シンクロ)!?」
なんと瀕死の仁王と跡部様がシンクロ・・・!?
仁王は倒れながらも相手の動きを眼力でしっかりと観察しており、
シンクロを通して跡部様が二人分の死角を突けるようになる。
越知「あの男・・・ネット際に倒れながら我々の動きをずっと観察していた!?奴のペテンに引っ掛かった」
跡部様一人で5-4まで盛り返し、5-5、6-5とついに一軍からリードを奪う!?
そして、跡部様の必殺技 氷の世界と跡部王国のコンボで先輩達の骨がツルスケ状態にww
越知「打球は見えているが・・・」 毛利「やはり反応しきれーへん!?」
ゴキッ(←関節を外す音)
なんと毛利先輩は肩の関節を外すことにより、絶対死角を無くして跡部王国からワンチャンリターンを決める。
打球はネットに当たりコードボールとなるが、無情にも2軍コートに落下してしまう!?
跡部様が全力で走るも、ネットに当たって勢いが無くなったボールには追いつけない!?
そんな時、試合を決めたのはネット際に倒れていた仁王だった!!
仁王「これは・・・ダブルス・・・ぜよ・・・」
ゲームセットウォンバイ二軍跡部・仁王ペア 2-1(ツゥーセットトゥーワン) 7-6、0-6、7-6!
毛利「負けたよ・・・あんたらの執念見せてもろた」 越知「良いダブルスだな」
U-17日本代表一軍入れ替え戦初戦は見事2軍が勝利を治めるのだった。